作り方
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1
木綿豆腐をお皿の間などに挟んでしっかり水きりする。ベビーリーフなどの葉野菜は、洗って水気を切り、お皿に盛る。ブロッコリースプラウトは根を切っておく。
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2
鶏むねひき肉をボウルに入れ、塩、こしょう、しょうがのすりおろしを加えて粘りが出るまで混ぜる。
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3
蓮根の半量を②のボウルにすりおろして加える。残り半分はみじん切りにして加える。
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4
③にみじんぎりにした青ねぎ、片栗粉、①の木綿豆腐をくずしながら混ぜ、なめらかになるまでよく混ぜ合わせる。
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5
一口大の小判型に形を整えつくねをつくる。
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6
フライパンにキャノーラ油を入れて熱し、⑤を並べる。中火で焼いて焼き色が付いたらひっくり返し、蓋をして、弱火で3分ほど焼く。
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7
つくねソースの材料を加えて、つくねにソースをからませるように、煮る。
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8
洗っておいたベビーリーフの上につくねを乗せ、温玉、ブロッコリースプラウトを上に乗せる。あまったつくねソースを回しかける。
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9
温玉をつぶして、つくねに葉野菜を絡めて食べるとおいしい。
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10
<温玉の作り方>
熱湯を沸かし、玉子を冷蔵庫から出して炊飯器入れ、玉子かぶるぐらいたっぷりの熱湯を注ぐ。蓋をしてそのまま保温で15分おく。3合炊きたっぷりの熱湯に玉子5個程度が目安。
材料 2人分
- 鶏むねひき肉 ……150g
- 塩 ……ひとつまみ
- こしょう ……適量
- しょうがのすりおろし ……10g
- キャノーラ油 ……大さじ1
- 蓮根 ……100g
- 青ねぎ ……5本
- 片栗粉 ……大さじ1
- 木綿豆腐 ……100g
- 温玉 ……2個
- ベビーリーフ・ブロッコリースプラウトなどの葉野菜 ……適宜
- <つくねソース>
- 酒 ……大さじ2
- 醤油 ……大さじ2
- みりん ……大さじ2
柱となる食材
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食材メモ
鶏むねひき肉 - 低脂肪・低カロリーで高たんぱく質のヘルシー食品。またカラダを温める作用もあります。カラダを中から温めることによって冷えを改善し、基礎代謝が上がることで痩せやすいカラダをつくることができます。
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食材メモ
蓮根 - 不溶性の食物繊維が豊富で便秘を解消してくれます。またネバネバ成分が胃腸の働きを助けて消化を促進する効果があります。便通の改善と消化促進のダブルの働きがお正月太りの解消につながります。
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食材メモ
木綿豆腐 - 栄養素を豊富に含み低カロリーでヘルシーな豆腐。大豆に含まれるサポニンは体内で満腹中枢を刺激し満腹感をもたらす効果があります。豆腐を食べることで高カロリー食品の量を減らして摂取カロリーを大きく減らすこともできます。
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食材メモ
ブロッコリースプラウト - ブロッコリーの新芽のこと。新たなスーパーフードとして注目を集めています。最近ではダイエットに重要なのは肝臓と言われています。主成分のスルフォラファンは肝臓の機能をアップさせ、糖分や脂肪をどんどん分解し代謝を良くしてくれます。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。