食は元気のもと シニアの食養生

東洋医学のバイブル黄帝内経によると女性は49歳頃、男性は56歳頃ともなると、
生命のみなもとといわれる「腎」のおとろえが目立ってくるとしています。
「腎」に貯えられたエネルギーが不足すると「腎」のさまざまな機能が低下して
いわゆる老化現象と呼ばれる不調があらわれはじめます。
「腎」に栄養を与え機能のおとろえを防ぎ、強くするのが「補腎」
薬膳は「補腎」の柱なのです。

10月のレシピ

鶏肉と白きくらげの<br>塩麹スープ

お肌とのどの乾燥のための薬膳 鶏肉と白きくらげの
塩麹スープ

テーマ

  • お肌とのどの乾燥

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作り方

  1. 1

    【白きくらげの下ゆで】
    白きくらげ10gを洗って、たっぷりの水で1時間以上つけて戻す。
    水を捨て、圧力鍋に白きくらげと500ccの水を加えて火にかける。沸騰したら、ごく弱火で10分加圧する。
    圧力鍋を使わない場合は、白きくらげをたっぷりの水で1時間ほど煮る。
    (まとめて煮て、密閉容器に入れておくと、1週間ぐらい保存できる。デザート、スープ、煮物など、加えるだけでいろいろな料理に使える。下ゆでしてから、冷凍保存可能。)

  2. 2

    骨付き鶏肉に下味(鶏肉の重さの1%の塩)をつける。

  3. 3

    かつおのだし汁をとる。*だしパックでもよい

  4. 4

    白ねぎは、斜めに5ミリ幅に切り、青い部分は、みじんぎりにして、水にさっとさらす。
    しめじは、石づきを取って、1本づつばらす。

  5. 5

    鍋にキャノーラ油を入れて熱し、骨付き鶏肉を皮目から入れて中火で焼く。焼き色が付いたらひっくり返して火を通す。

  6. 6

    ⑤にだし汁を加え、沸騰したら弱火にして、1時間ほど煮込む。
    骨付き鶏肉が柔らかくなったら、斜め切りにした白ねぎとしめじ、下ゆでしておいた白きくらげを加え、塩麹を加える。沸騰したら、弱火で3分ほど煮る。

  7. 7

    器に盛り、青ねぎのみじんぎりを散らし、好みでかぼすをしぼり、一味唐辛子を加える。

材料 4人分

鶏肉と白きくらげの<br>塩麹スープの材料

  • 骨付き鶏肉   ……500g程度(下味:鶏肉の重さの1%の塩)
  • 白きくらげ   ……10g(下ゆでをする)
  • しめじ     ……1パック
  • 白ねぎ     ……1本(青い部分は薬味に)
  • かつおだし汁  ……800cc
  • 塩麹      ……大さじ1程度
  • キャノーラ油  ……小さじ2
  • かぼす     ……1個
  • 一味唐辛子   ……お好みで

柱となる食材

  • 食材メモ

    骨付き鶏肉
    骨付き鶏肉
    良質のコラーゲンが豊富に含まれています。血管や皮膚を丈夫にしたり、細胞と細胞の潤滑油となりお肌のハリとツヤを出す効果が期待できます。また、疲労回復効果もあり血行をよくしてお肌もカラダも潤い元気がでます。
  • 食材メモ

    白きくらげ
    白きくらげ
    中国では「銀耳」と書かれ高級食材として用いられてきた歴史があります。薬膳で美肌といえば白きくらげ!食べる美容液ともいわれ体内での保水力はヒアルロン酸を凌ぐほど。保水力が高まれば皮膚にも栄養が循環して潤い効果が期待できます。
  • 食材メモ

    塩麹
    塩麹
    塩麹はカラダに良い作用を与えてくれる発酵食品です。酵素の宝庫と呼ばれるほど大量の酵素を作り出し腸をフォローしてくれます。また、水分の蒸発を抑えたり、保湿に重要なコラーゲンを増やしてくれます。

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。

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