作り方
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1
鴨胸肉を常温に戻す。
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2
包丁で鴨胸肉の筋を取り、皮目に格子の切り込みを入れていく。
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3
②の鴨胸肉に塩とあらびきこしょうを全体にまぶす。
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4
フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、鴨胸肉を皮目からおき中火で5分焼く。しっかりキツネ色になったらひっくり返し、弱火で3分ほど焼く。
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5
④を取り出してアルミホイルに包み、そのまま予熱で火を通し、15分ほどおく。
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6
フライパンに残った油を軽くふき取り、バルサミコ酢、ブルーベリージャムを入れて火にかけ、弱火で2分ほど煮る。ソースを器にとっておく。
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7
フリルレタス、クレソンを洗って適当な大きさにちぎり、お皿に盛る。
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8
④の鴨胸肉をスライスし、野菜の上にのせ、⑥のソースを上からかける。
材料 4人分
- 塩 …1.2%の塩(小さじ1/4)
- あらびきこしょう …適宜
- 鴨胸肉 …250g
- オリーブオイル …小さじ1
- バルサミコ酢 …大さじ4
- ブルーベリージャム …大さじ1
- フリルレタスなど …30g
- クレソン …50g
柱となる食材
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食材メモ
鴨胸肉 - 消化吸収がよく胃腸の働きを高めてくれ、水分代謝をよくしてむくみを解消してくれます。「血」を補う効果があり、血行がよくなることですみずみまで栄養を届け、貧血予防や疲労回復にも効果があります。また、ビタミンB群や鉄分が豊富なことから、ビューティーミートといわれます。
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食材メモ
バルサミコ酢 - 酢は「血」をきれいにして血行を高める作用があります。胃腸を元気にして代謝を促進してくれ、体内のバランスを整えてくれます。また、赤ワインからつくられるバルサミコ酢は、ポリフェノールが豊富で、「血」の流れをよくする効果は倍増。抗酸化作用もあり老化防止にも効果があります。
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食材メモ
ブルーベリー - 眼精疲労や目の不調を解消してくれるブルーベリー。血液の循環をよくする活血の作用やルテイン、アントシアニンなどの抗酸化物質を含んでいるので、老化防止も期待できます。また、食物繊維も豊富なのでカラダの内側からキレイにしてくれます。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。