食は元気のもと シニアの食養生

東洋医学のバイブル黄帝内経によると女性は49歳頃、男性は56歳頃ともなると、
生命のみなもとといわれる「腎」のおとろえが目立ってくるとしています。
「腎」に貯えられたエネルギーが不足すると「腎」のさまざまな機能が低下して
いわゆる老化現象と呼ばれる不調があらわれはじめます。
「腎」に栄養を与え機能のおとろえを防ぎ、強くするのが「補腎」
薬膳は「補腎」の柱なのです。

11月のレシピ

鯛の頭と菊の花の潮汁

ひざ痛のための薬膳 その3 鯛の頭と菊の花の潮汁

テーマ

  • ひざ痛

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作り方

  1. 1

    食用菊の花びらをガクからはずし、ざるで水につけて洗う。たっぷりのお湯を沸かし、酢を小さじ1入れて、沸騰したら花びらを入れる。箸で鍋の中を数回かき回したら、花びらをざるに取る。冷水にとってさます。軽く絞って水気を切る。

  2. 2

    鯛のあらに塩をまぶして15分ほど置き、熱湯でさっとゆでる。血合いやウロコを洗い流したら、グリルで、焼いて、両面に焦げ目をつける。

  3. 3

    鍋に水と昆布を入れ、鯛のアラ、酒を入れて火にかける
    沸騰したら、中火にしてアクを取り、しばらくして昆布を取り出す。そのまま、沸騰するかしないかの弱い火加減で10分ほど煮て、鯛のだしを煮出す。

  4. 4

    塩、薄口醤油を加えて味をつけ、火を止める直前に、しょうがの絞り汁を加えて火を止め、食用菊、三つ葉の細切りを散らす。

★焼いて軽く焦げ目をつけると、生臭さが取れ、スープが香ばしく仕上がります。

材料 4人分

鯛の頭と菊の花の潮汁の材料

  • 鯛のあら      1尾分
  • 食用菊       4輪分
  • 昆布        5センチ角程度1枚
  • 酒         大さじ2
  • 水         5カップ
  • 塩         小さじ1/2
  • 薄口醤油      小さじ2
  • しょうがの絞り汁  小さじ1
  • 三つ葉の細切り   適量

柱となる食材

  • 食材メモ

    鯛のあら
    鯛のあら
    鯛には「気」のエネルギーを補い、腎精を充填する効果があり、シニア世代にはおすすめの食材。特に骨やあらを一緒に料理することで、精をチャージする力がアップ。豊富に含まれるコラーゲンを摂取することができる。
  • 食材メモ

    食用菊
    食用菊
    めまいや目のかすみなどの目の疾患に有効。冠状動脈の血流を増加させる働きが報告されていて、循環器疾患や高血圧の予防に効果がある。シニア世代のアンチエジングにおすすめの食材。

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。

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