作り方
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1
フォーを15分ほど水に浸して戻し、表示通りにゆでる。水でサッと洗い、水気をきる。
(フォーが長い場合はゆでてから、はさみで切るとよい)
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2
海老は殻付きのまま背ワタを取り、いかは食べやすい大きさにきる。
※海老の背ワタの取り方
海老をもって軽く曲げ、身の中央に竹串をあさくさして背ワタが見つかれば切れないようにゆっくり引き出します。
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3
鍋にスープの材料の水、塩、酒を煮たて②海老といかを入れ2~3分ゆでアクをとり、そのゆで汁は取っておく。
海老といかを取り出し、海老はしっぽだけを残して、あとの殻はむいておく。 -
4
紫たまねぎを薄切りに、ニラは4センチの長さに切り、もやしは洗って、水気をきる。
クレソンは2センチの長さに切り、レモンをくし切りにきる。 -
5
③でとっておいたゆで汁に鶏ガラスープの素、ナンプラー、塩、黒こしょう、赤唐辛子の輪切りを加えて煮立て、
④のもやしを加え再び煮たったら①のフォー、④の紫たまねぎ、ニラを加えひと煮たちさせる。 -
6
器に盛って海老、いか、クレソンをのせ、レモンをあしらう。
材料 2人分
- フォー(乾燥) …150g~200g(好みで)
- 海老 …4尾
- いか …60g
- 紫たまねぎ …50g
- ニラ …1/2束
- もやし …100g
スープ
- 水 …600ml
- 塩 …小さじ1/4
- 酒 …小さじ1
- 鶏ガラスープの素…小さじ2程度(表示を確認)
- ナンプラー …大さじ2
- 塩 …少々
- 黒こしょう …少々
- 赤唐辛子の輪切り…3~4個
- クレソン …50g(またはパクチー)
- レモン …1/4個
柱となる食材
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食材メモ
ニラ - 滋養強壮効果や疲労回復効果の高いニラ。中国では「起陽草(きようそう)」と呼ばれカラダを温め「気」や「血」のめぐりを改善します。香り成分の硫化アリルには、免疫力を高め、血液をサラサラにする効果もあります。
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食材メモ
クレソン - 辛味成分のシニグリンには殺菌効果や食欲増進、血行促進効果があります。血液をきれいにしたり、カラダの熱を取り除いて血液の循環を改善します。また、カラダの余分な熱を取ることでイライラを鎮めてくれます。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。