食は元気のもと シニアの食養生

東洋医学のバイブル黄帝内経によると女性は49歳頃、男性は56歳頃ともなると、
生命のみなもとといわれる「腎」のおとろえが目立ってくるとしています。
「腎」に貯えられたエネルギーが不足すると「腎」のさまざまな機能が低下して
いわゆる老化現象と呼ばれる不調があらわれはじめます。
「腎」に栄養を与え機能のおとろえを防ぎ、強くするのが「補腎」
薬膳は「補腎」の柱なのです。

05月のレシピ

発酵きのこと鶏もも肉の養生鍋

免疫力アップのための薬膳 その2 発酵きのこと鶏もも肉の養生鍋

テーマ

  • 免疫力アップ

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作り方

【発酵きのこの作り方】

  1. 1

    きれいな瓶を用意し、湯冷ましを入れて塩を溶かす。

  2. 2

    しめじをほぐし、しいたけは薄切りにし熱湯でゆでる。

  3. 3

    ①の瓶に②を入れる。

  4. 4

    蓋をせずに、そのまま3日間ほどおく。

  5. 5

    ガスが出てポコポコして酸味がでて来る。保存する場合は蓋をして冷蔵庫で10日ぐらい保存できる。
    ※汁は、煮物やスープに使えるので捨てないでとっておく。

【発酵きのこと鶏肉の養生鍋の作り方】

  1. 1

    昆布と煮干しでだしをつくる。鍋に水700cc、昆布5センチ角1枚、煮干し15gを入れ火にかける。沸騰してから、5分ほど弱火で煮て600ccのだしをとる。

  2. 2

    鶏もも肉を一口大に切る。万能ねぎを小口切りに切る。

  3. 3

    鍋にグレープシードオイルを入れて、②の鶏もも肉を皮目から焼き、塩、こしょうを少々入れる。

  4. 4

    ③に発酵きのこを加えて炒め、発酵きのこの漬け汁、①のだしを加える。

  5. 5

    蓋をして15分ほど煮る。

  6. 6

    ⑤に山芋をすりおろしかける。

  7. 7

    器に盛り、万能ねぎをのせる

材料 4人分

発酵きのこと鶏もも肉の養生鍋の材料

【発酵きのこと鶏もも肉の養生鍋】

  • 昆布と煮干しのだし… 600㏄
  • グレープシードオイル… 大さじ1
  • 鶏もも肉… 2枚 (塩 こしょう少々)
  • 発酵きのこ…400g
  • 発酵きのこの漬け汁… 1カップ程度
  • 醤油… お好みで少々
  • 山芋…500g
  • 万能ねぎ… 4~5本

【発酵きのこ】

  • きのこ各種 …400g(しめじ、しいたけなど)
  • 湯冷まし…2カップ
  • 塩… 小さじ2

柱となる食材

  • 食材メモ

    発酵きのこ
    発酵きのこ
    免疫細胞に直接働きかけるβ―グルカンや疲労回復によいビタミンB群、腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。きのこはバリア力を高める食材ですが、発酵させることによりさらにパワーアップします。
  • 食材メモ

    鶏もも肉
    鶏もも肉
    「気」を補っておなかを温める作用があり食欲不振を改善します。消化吸収がよくエネルギーを増強させ体力強化にもおすすめです。ビタミンAが豊富で、皮膚や粘膜の健康を維持して免疫力を高めます。
  • 食材メモ

    山芋
    山芋
    養生に優れた効果があり、滋養強壮や疲労回復を目的に薬膳ではよく用いられる食材です。腸内環境を整え、肺を補う食材の一つです。
    ネバネバ成分は免疫力を高めて疲労回復に効果があります。山芋で体力をつけバリア力を高めましょう。

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。

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