食は元気のもと シニアの食養生

東洋医学のバイブル黄帝内経によると女性は49歳頃、男性は56歳頃ともなると、
生命のみなもとといわれる「腎」のおとろえが目立ってくるとしています。
「腎」に貯えられたエネルギーが不足すると「腎」のさまざまな機能が低下して
いわゆる老化現象と呼ばれる不調があらわれはじめます。
「腎」に栄養を与え機能のおとろえを防ぎ、強くするのが「補腎」
薬膳は「補腎」の柱なのです。

12月のレシピ

牛すじの味噌トマトシチュー

ひざ痛のための薬膳 その4 牛すじの味噌トマトシチュー

テーマ

  • ひざ痛

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作り方

  1. 1

    熱湯をわかし、牛すじをいれ3分ほど茹でて、ざるにあげる。

  2. 2

    鍋に牛すじ、生姜(薄切り3枚)、にんにく(1かけ)を入れ、水をかぶるぐらいに加える。

  3. 3

    沸騰したら、弱火にしてあくを取りながら2時間煮る。水が減ったら水をたす。
    (圧力釜で煮る場合は、15分加圧する)
    冷ましたら、冷蔵庫へ。上に固まった脂をとりさる。(時間が無い場合は、静かにおいて、上に浮いている油をすくって取り去る)

  4. 4

    たまねぎは薄切り、マッシュルームは4つわり、にんじんは小さめのひとくち大に切る。にんにく(1かけ)はみじん切りにする。

  5. 5

    フライパンにオリーブオイルとにんにく(1かけ)を入れて火にかけ、かおりが立ったらたまねぎを加えてしんなりするまで炒める。マッシュルーム、にんじんを加えて、軽く炒めたら、③、カットトマト、トマトペースト、コンソメを加える。沸騰後、弱火で10分ほど煮る。

  6. 6

    味噌をアルミホイルに薄くのばし、グリルかオーブントースターで軽く表面がこげるまで焼く。

  7. 7

    ⑤に⑥を加えて味噌を溶かし、塩で調味する。

  8. 8

    器に盛り、パセリのみじんぎりを散らす。

★トマトペーストを使うことで、煮込み時間を大幅に短縮できます。

材料

牛すじの味噌トマトシチューの材料

  • 牛すじ        500g
  • カットトマト     1/2缶
  • トマトペースト    36g 
  • 味噌         40g
  • たまねぎ       300g(小2個)
  • マッシュルーム    8個
  • にんじん       1本(180g程度)
  • 生姜薄切り      3枚
  • にんにく       2かけ
  • パセリのみじんぎり  適量
  • コンソメ       1個
  • 塩          適量
  • オリーブオイル    大さじ2

柱となる食材

  • 食材メモ

    牛すじ
    牛すじ
    薬膳では、骨を丈夫にし、筋肉を強化する食材として、シニア世代や運動選手などによく使われます。アミノ酸が豊富で筋肉の修復に役立つ、また、コラーゲン、コンドロイチンなど、関節を強化する働きのある成分を豊富にふくみます。
  • 食材メモ

    トマト
    トマト
    ビタミンEの100倍、カロテンの2倍以上の抗酸化力を持つカロテノイド、「リコピン」を大量に含む。抗酸化効果のほか、血流促進効果があるので、シニアの血行不良から来る痛みやだるさに。
  • 食材メモ

    味噌
    味噌
    味噌は薬膳では、血行を促進し、カラダのエネルギーを作る脾の働きを高め、抵抗力、免疫力をアップ、老化を遅らせる効果があります。がんの予防、骨粗しょう症予防、冷え改善、などシニア世代にはうれしい効能がたくさんあります。
    発酵でうまれる栄養成分では、アミノ酸がバランスよく含まれ、各種ビタミンミネラルも豊富です。

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。

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