作り方
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1
【春野菜の豚汁の作り方】
豚バラを一口大に切り、しょうがを千切りに切り、新ごぼうはきれいに洗い皮のままささがきにし、うどの皮をたわしでこすり縦半分に切ってから斜めに薄切り、春かぶはくし形に6~8等分に切り、長ねぎを斜め切りにする。 -
2
鍋にごま油を入れ、豚バラとしょうがの千切りを炒める。豚バラの色が白くなったら、新ごぼう、うどを入れて3分ほど炒める。
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3
水1.2ℓを加えだしパック、長ねぎを入れて弱火で3分煮る。
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4
アクをとり、だしパックを取りだす。
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5
春かぶを加えてさらに3~4分煮る。
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6
白味噌を溶かしいれる。
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7
器に盛って、山椒をふる。
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8
【もちきびごはんの作り方】
①米をとぎ、もちきびは茶こしなどで洗い。
②炊飯器に米ともちきびを加えて、2合分の水とさらに大さじ4の水をたす。
③炊飯モードで炊飯する。
材料 4人分
- 【春野菜の豚汁】
- 豚バラ …150g
- ごま油 …大さじ3
- しょうが …1かけ
- 新ごぼう …1本(100g)
- うど …1本(約200g)
- 春かぶ …3~4個
- だしパック…2袋
- 長ねぎ …1/2本
- 白味噌 …大さじ3~4(味噌の塩味によって調節)
- 山椒 …少々
- 水 …1.2ℓ
- 【もちきびごはん】
- もちきび …大さじ4
- 米 …2合(あれば五分づき)
柱となる食材
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食材メモ
新ごぼう - やわらかくて香りがよい新ごぼう、別名「夏ごぼう」とも言われます。食物繊維は水溶性と不溶性の二種類が含まれていて、老廃物を排出したり腸内環境を整えてくれることで気持ちもスッキリ!イライラも解消してくれます。
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食材メモ
うど - カラダにたまった湿気を取り除く作用や、カラダを温める作用があるので肩コリや関節痛などの痛みを緩和してくれます。うどの特有の香り成分はリモネンでリラックス効果があります。またカリウムが豊富なのでむくみの解消にも効果があります。
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食材メモ
春かぶ - 春の七草の一つで、カラダの中を温め食べ過ぎや弱った胃を緩和してくれる作用があります。また頭にのぼった「気」をおろす作用があるので、のぼせやイライラ、頭痛にも効果があります。葉にも栄養たっぷり含まれているので一緒に食べると効果倍増です。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。