食は元気のもと シニアの食養生

東洋医学のバイブル黄帝内経によると女性は49歳頃、男性は56歳頃ともなると、
生命のみなもとといわれる「腎」のおとろえが目立ってくるとしています。
「腎」に貯えられたエネルギーが不足すると「腎」のさまざまな機能が低下して
いわゆる老化現象と呼ばれる不調があらわれはじめます。
「腎」に栄養を与え機能のおとろえを防ぎ、強くするのが「補腎」
薬膳は「補腎」の柱なのです。

04月のレシピ

春野菜のバンバンジー

肩コリ改善のための薬膳  春野菜のバンバンジー

テーマ

  • 肩コリ改善

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作り方

【春野菜のバンバンジー】

  1. 1

    ゆで鶏をつくる

  2. 2

    付け合わせ野菜のセロリは筋をとって斜めに薄切りにし、葉は千切りに切る。クレソンとルッコラは3センチぐらいに切る。紫玉ねぎは薄切りにする。


  3. 3

    ②で切った野菜の水気を切って混ぜ合わせる。

  4. 4

    タレを作る

  5. 5

    ①でつくっておいたゆで鶏をほぐし、③で混ぜ合わせた野菜をそえ、④のタレをかける。

【ゆで鶏の作り方】

  1. 1

    鶏胸肉は分厚い部分を包丁で均一にして、開く。

  2. 2

    鍋に2カップの水を入れ①の鶏胸肉とねぎの青い部分をちぎって入れ、しょうが、酒、塩を加える。

  3. 3

    ②を火にかけ、煮立ったらアクを取って弱火で7分ゆでて火を止める。

  4. 4

    蓋をして、そのまま冷ます。

【タレの作り方】

  1. 1

    酢とねりごま を入れてよく練り合わせる。

  2. 2

    はちみつ、醤油、みそ、豆板醤、しょうがのすりろおろし、みかんの皮のみじん切りを加えて混ぜ合わせ最後にねぎのみじん切りを入れて混ぜる。

材料 2人分

春野菜のバンバンジーの材料

【ゆで鶏】

  • 鶏胸肉         …1枚(250g)
  • ねぎの青い部分     …1本分
  • しょうが        …スライス2枚
  • 酒           …大さじ2
  • 塩           …小さじ1/2
  • 【付け合せ野菜】
  • セロリ         …1/3本
  • クレソン        …半束
  • ルッコラ        …半束
  • 紫たまねぎ       …1/4個  

【タレ】

  • 酢           …大さじ2
  • ねりごま       …大さじ2
  • はちみつ       …大さじ1半
  • 醤油         …大さじ2
  • みそ         …小さじ1
  • 豆板醤        …小さじ1
  • しょうがのすりおろし …ひとかけ分
  • みかんの皮のみじん切り…1/4個分
  • ねぎのみじん切り   …50g

柱となる食材

  • 食材メモ

    セロリ
    セロリ
    香り成分のアピインは気持ちを落ちつかせたり、ピラジンは血流を良くして「血」をサラサラにする効果があります。血流がとどこおると筋肉に必要な栄養素が不足するためコリや痛みが出てきます。セロリは「気」をめぐらしイライラ感を解消する作用もあるのでストレスからくる肩コリにも効果があります。
  • 食材メモ

    クレソン
    クレソン
    栄養のバランスがとても良いクレソンはカラダの熱を取り除いて血液の循環を改善します。全身に「血」をめぐらせてくれるので疲れや肩コリ、神経痛に効果があります。辛味成分のシニグリンは血行促進、食欲増進効果があり、疲労回復や慢性の肩コリを解消してくれます。
  • 食材メモ

    紫たまねぎ      
    紫たまねぎ      
    「血」や「気」のとどこおりを改善してカラダを温める働きがあります。めぐりが良くなることで生活習慣病も予防してくれます。また紫色のアントシアニンはアンチエイジング効果や血管を強くしてくれ、辛味成分の硫化アリルは血液をサラサラにしてくれます。
  • 食材メモ

    みかんの皮
    みかんの皮
    みかんの皮は陳皮といわれ漢方薬の材料に用いられています。香り成分のリモネンはリラックス効果があり、ポリフェノールの一種ヘスペリジンは血管を広げて「血」の流れを良くしてくれます。柑橘系の香りは「気」をめぐらせる作用があるので、「血」を全身にめぐらせ肩コリを緩和してくれます。

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。

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