作り方
【ブイヤベース】
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1
鮭は適当な大きさにぶつ切りにして、塩、こしょうで下味をつける。ムール貝はあらって、ひげをとり、有頭海老は背ワタを取る。
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2
昆布と煮干を水(800cc)に入れて火にかけ、だしをとる。仕上がりを600ccにする。
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3
にんにく、たまねぎをみじん切りにし、サフランを50cc程度の水につけておく。
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4
オリーブオイルでにんにく、たまねぎをしんなりするまで炒める。
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5
④に②のだし、カットトマト、トマトペースト、サフラン水とサフラン、白ワイン、ローリエ、塩こしょうを加えて、フタをずらして10分ほど煮込む。
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6
鮭、ムール貝、有頭海老を鍋に加え、フタをしないで7~8分煮て、塩こしょうで味を整える。
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7
器に盛り、汁をそそぐ。
【よもぎごはん】
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1
よもぎパウダーにシソオイルを混ぜ合わせて、ペースト状にして、ごはんと混ぜ合わせる。
材料 4人分
【ブイヤベース】
- 鮭 …2切れ
[下味:こしょう少々・塩少々] - ムール貝 …4個
- 有頭海老 …4尾
- オリーブオイル…大さじ2
- にんにく …1かけ
- たまねぎ …大1個
- カットトマト …1/2缶
- トマトペースト…大さじ1
- サフラン …10本
- 白ワイン …100cc
- ローリエ …2枚
- 塩 …小さじ1/2
- こしょう …適量
<だし>
- 昆布 …10㎝角1枚
- 煮干 …25g
- 水 … 800cc
【よもぎごはん】
- ごはん …2膳
- シソオイル …小さじ1<br>(なければキャノーラ油)
- よもぎパウダー…小さじ1
柱となる食材
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食材メモ
鮭 - 温性の食材で胃腸を温めてくれます。「血」を増やし流れをよくしてくれるので冷えを改善する効果があります。カラダを温めることで腰痛の改善にもつながります。
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食材メモ
有頭海老 - カラダを温めてスタミナをつけてくれる海老。足腰の冷えや腰痛を改善してくれます。殻にはカルシウムも豊富に含まれているので丈夫な骨を作るのに効果的です。
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食材メモ
煮干 - 煮干はカルシウムとビタミンDを両方持つ食品です。骨の強化をすることによりカラダを支えることができ腰痛予防にもなります。またカルシウムはビタミンDと一緒にとることで吸収力を高めてくれます。
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食材メモ
サフラン - 血液の循環を高めて、カラダを温め、血行不良による痛みを緩和してくれます。冷え症の改善や血液をサラサラにしてくれる効果があります。
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食材メモ
よもぎ - 日本でも古くから薬草として利用されてきた和製のハーブ。カラダを温め、血行促進に効果があります。血行不良による腰痛の緩和も期待できる。香り成分のシネオールにも血行促進効果やリラックス効果もあります。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。