食は元気のもと シニアの食養生

東洋医学のバイブル黄帝内経によると女性は49歳頃、男性は56歳頃ともなると、
生命のみなもとといわれる「腎」のおとろえが目立ってくるとしています。
「腎」に貯えられたエネルギーが不足すると「腎」のさまざまな機能が低下して
いわゆる老化現象と呼ばれる不調があらわれはじめます。
「腎」に栄養を与え機能のおとろえを防ぎ、強くするのが「補腎」
薬膳は「補腎」の柱なのです。

10月のレシピ

ハトムギ団子しょうがシロップ

坐骨神経痛のための薬膳 その3 ハトムギ団子しょうがシロップ

テーマ

  • 坐骨神経痛・寒湿

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作り方

  1. 1

    白きくらげは洗って水で戻し、熱湯で2~3分ゆでて小さめに切り、クコを水であらう。

  2. 2

    ハトムギ団子2種を作る。白玉粉を半分15gづつにする。片方は水20ccを加えて混ぜる。もう片方はよもぎパウダーと水25ccを加えて混ぜる。混ざったら、それぞれにハトムギ粉を半分10gにし、加えてよく練り10分ほどおく。それぞれちいさな団子にまるめる。

  3. 3

    熱湯を沸かし、②をゆでる。浮き上がってきたら、サシ水をしもう一度浮き上がったら引き上げて水に取る。

  4. 4

    しょうがシロップを作る。しょうがをすり下ろしてお茶パックに入れ、水320ccとてんさい糖を加えて火にかける。沸騰したら、弱火で3分ほど煮詰める。①の白きくらげ、黒豆の甘煮、栗の甘煮、クコを加えてお茶パックを絞って取り出す。

  5. 5

    ③のハトムギ団子2種を器に盛り、④のしょうがシロップをかける。

材料 2人分

ハトムギ団子しょうがシロップの材料

しょうがシロップ

  • 白きくらげ…3g
  • しょうが …15g
  • 水    …320cc
  • てんさい糖…25g
  • 黒豆の甘煮…15g
  • 栗の甘煮 …30g(天津甘栗でも代用可)
  • クコ   …5g

ハトムギ団子2種

  • 白玉粉    …30g
  • ハトムギ粉  …20g
  • 水…45cc(白玉団子 20cc ヨモギ団子 25cc)
  • よもぎパウダー…小さじ2

柱となる食材

  • 食材メモ

    しょうが
    しょうが
    カラダを温める作用が強く、血流の循環をよくしてくれるので冷え症改善にもオススメです。カラダを温めることで関節の痛みを和らげてくれます。冷えをとって胃腸の働きを高めるのでむくみも改善してくれます。
  • 食材メモ

    黒豆
    黒豆
    薬膳では黒い食材は、「血」や生命力を補って、血流の改善、老化防止、腰痛に効果的です。胃腸の働きも高める効果があるので、水分の代謝を促しむくみを解消してくれます。黒色は抗酸化物質のアントシアニンで生活習慣予防や目の健康にもよいと言われています。
  • 食材メモ

    ハトムギ
    ハトムギ
    利尿作用があり、カラダにこもった熱を冷まします。余分な水分を排出するので、湿気による神経痛やリウマチの症状を緩和してくれます。血液やリンパの循環をよくするので胃腸の働きを高めて、老廃物の排出をします。
  • 食材メモ

    よもぎ
    よもぎ
    古くから生薬として用いられるよもぎは、カラダを温めて冷えを取り除き、痛みを止める働きがあります。血流を改善することで腰痛も緩和。香り成分のシネオールも血液促進作用があるので代謝の向上にも期待ができます。

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。

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