作り方
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1
昆布は 800㏄の水につけておく。
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2
にんにくはみじん切りにする。たまねぎは半分の厚さにして、薄切りにする。セロリは筋をとって、斜め薄切りにし葉は千切りに、レモンはくし切りにする。
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3
いかは、表面に格子の切れ目を入れて、3センチ角ぐらいに切る。
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4
キャノーラオイルを熱しにんにくを炒める。香りが立ったら、たまねぎを加えて、しんなるするまで炒め①と酒を加えて沸騰するまで煮て、昆布を取り出す。
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5
④にセロリ、いか、ボイルホタテ、ナムプラーを加える。
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6
器に盛って、セロリの葉を散らし、レモンを絞る。
材料 4人分
- キャノーラ油 …小さじ2
- にんにく …1かけ
- たまねぎ …半分
- 昆布 …10センチ角1枚
- 酒 …30cc
- セロリ …100g
- いか …1杯
- ボイルホタテ …12個
- ナムプラー …大さじ1半
- セロリの葉
- レモン …1/2個
柱となる食材
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食材メモ
セロリ - 香り成分が「気」のめぐりを良くしてくれ、精神を安定させる作用があるカルシウムも多く含んでいるのでストレスを改善してくれます。「気」の滞ることでおこるめまいやのぼせなどの症状にも効果があります。香りの良い食材を取るようにしましょう。
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食材メモ
いか - 肝は「気」や「血」の流れをコントロールしています。「気」をめぐらせることで肝の働きを高めることができます。いかは肝を補い、機能を高めたり、カラダを潤す効果があります。また、タウリンが豊富に含まれていて肝臓の働きを活発にしてくれ、解毒作用や疲労回復作用があります。
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食材メモ
ホタテ - 胃の働きをととのえ消化吸収を助けてくれます。肝の働きを高め、ストレスを緩和、カラダの潤いを補ってくれます。イライラやストレス、めまい、のぼせなどの緩和にも効果があります。また、肝機能を強化してくれるタウリンも豊富に含んでいます。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。