作り方
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1
鶏もも肉を一口大に切り下味の塩、こしょうをふっておく。にんにくをみじん切りに、たまねぎを薄切りに、キャベツは縦に4等分に切り、マッシュルームは半分に切っておく。
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2
鍋にオリーブオイルを入れて熱し、①で下味をつけた鶏もも肉を皮目から焼く。こんがり色がついたら、にんにく、たまねぎを加えて炒める。
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3
かぶるぐらいに水を入れ、キャベツ、マッシュルーム、米酢、塩、粗びきこしょう、ターメリックを加える。沸騰したら弱火にして蓋をし、20分ほど煮る。
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4
仕上げにイタリアンパセリを刻んで乗せる。
材料 2人分
- 鶏もも肉 …1枚(約300g)
- (下味:塩、こしょう)
- オリーブオイル …大さじ2
- にんにく …1かけ
- たまねぎ …1/2個
- キャベツ … 1/4個(約300g)
- マッシュルーム …4個
- 米酢 …大さじ2
- 塩 … 小さじ1/2
- 粗びきこしょう … 少々
- ターメリック …小さじ1/4
- イタリアンパセリ…適宜
柱となる食材
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食材メモ
キャベツ - カラダの熱を取り除いて余分な水分を排出し、胃の働きを助けます。
胃もたれや胃痛を改善し、食欲を増進する作用もあるので虚弱体質や疲れやすい人にもおすすめです。
キャベジンとも呼ばれるビタミンUが豊富で新陳代謝を活発にし胃の粘膜の修復を促します。
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食材メモ
米酢 - 酸味が唾液の分泌を促して消化吸収を高めます。食欲増進作用や消化不良の改善にも効果があります。また、お酢に含まれるアミノ酸やクエン酸には疲労回復効果があるので疲れたときにおすすめです。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。