作り方
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1
にんじんはすりおろすし、鶏もも肉は一口大に切り、塩こしょうで下味をつける。たまねぎはみじん切りにし、キャノーラ油でしんなりするまで炒める。
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2
米はといで、ザルにあげる。
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3
炊飯器に②の米を入れて2合分の水加減にしたら、50ccの水をとり去る。
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4
③に①のにんじん、鶏もも肉、たまねぎ、レーズン、ターメリック、塩、コンソメ小さじ1/2を大さじ1の湯でとかし加えてよくかき混ぜる。
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5
普通に炊飯する。
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6
器に盛って、きざんだアーモンドときざんだパセリをふる。
材料 2人分×2
※多めに作って冷凍保存もできます。
- にんじん…1本
- 鶏もも肉…半分(180g程度)[下味:塩こしょう少々]
- たまねぎ…1/4個
- キャノーラ油 … 小さじ2
- 米…2合
- レーズン…30g
- ターメリック…小さじ2
- 塩…小さじ1/2
- コンソメ…小さじ1/2
- きざんだアーモンド…15g
- きざんだパセリ…適宜
柱となる食材
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食材メモ
にんじん - 「血」を補い、肝の働きを高める作用があります。目の疲れを癒し、さまざまな目の症状改善に効果的です。にんじんにはβ―カロテンが豊富で目の粘膜を潤します。また抗酸化作用も高いので老化防止効果も期待できます。
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食材メモ
レーズン - 肝と腎の働きを高め、「気」と「血」を補う作用があります。栄養価が高く、ポリフェノールやアントシアニンが豊富に含まれています。抗酸化作用があるので老化予防やアンチエイジング効果、免疫力アップ効果があります。また、鉄分が豊富で血液をサラサラにしてくれます。
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食材メモ
ターメリック - カレーのスパイスとして有名ですが、中国では漢方薬として使われ、「気・血」のめぐりを良くします。血行を整え、新陳代謝を促します。主成分のクルクミンが老化防止や鎮痛効果、肝機能の改善に効果があります。「血」の循環をよくすることで栄養もすみずみまで届き目の状態を改善します。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。