作り方
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1
かつおだしを500cc取る。
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2
蓮根はすりおろすし、塩、片栗粉を加えてよく混ぜ、スプーンですくって4つの器に分けて入れる。
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3
②を湯気の上がった蒸し器で5分ほど蒸す。
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4
ボウルにたまごを割りほぐし、かつおだし300cc、薄口醤油を加えて混ぜ、ざるで卵液をこす。
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5
③に④を流し入れ、ボイルあさりを加える。
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6
⑤を湯気の上がった蒸し器に並べ、中火3分、弱火で3分蒸して取り出す。
(コンロの種類によって、火の通りが違うので、竹串をさして透き通った汁がでればOK)
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7
鍋に残しておいたかつおだし200cc、醤油、みりんを入れて火にかけ、沸騰したらしょうがのすりおろしを加え、水溶き片栗粉でとろみをつけ、三つ葉を加える。
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8
⑦を⑥にかける
材料 4人分
- 蓮根 …150g
- 塩 …少々
- 片栗粉 …大さじ1と1/2
- 薄口醤油 …小さじ2
- たまご …2個L
- ボイルあさり…50g
- かつおだし …300cc
- 【だし】
- かつおだし …200cc
- 醤油 …大さじ1
- みりん …大さじ1
- しょうが …少々
- 片栗粉 …小さじ2の水でとく
- 三つ葉 …30g
柱となる食材
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食材メモ
蓮根 - カラダに潤いを与えてくれる蓮根は「血」のめぐりを改善する働きがあります。ビタミンB12も含まれているので貧血を予防し肝臓の働きを助けてくれる効果があります。また、精神を安定させ不眠の方におすすめの食材です。
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食材メモ
たまご - たまごは「命の源」とも呼ばれビタミンCと食物繊維以外ほぼすべての栄養が含まれています。「血」を補い、不眠や気持ちの落ち込みを緩和して精神を安定させてくれます。貧血の改善や体力の回復にも効果があります。
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食材メモ
あさり - 春先と秋口はあさりが最も身が肥える時期でもあります。「血」を補って精神を安定させる働きがあります。鉄や造血作用のあるビタミンB12を豊富に含んでいます。「血」を補う他の食材と組み合わせることで効果も倍増し、不眠解消に効果があります。
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薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)
株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。