食は元気のもと シニアの食養生

東洋医学のバイブル黄帝内経によると女性は49歳頃、男性は56歳頃ともなると、
生命のみなもとといわれる「腎」のおとろえが目立ってくるとしています。
「腎」に貯えられたエネルギーが不足すると「腎」のさまざまな機能が低下して
いわゆる老化現象と呼ばれる不調があらわれはじめます。
「腎」に栄養を与え機能のおとろえを防ぎ、強くするのが「補腎」
薬膳は「補腎」の柱なのです。

02月のレシピ

手羽先と山芋の黒酢煮

ひざ痛のための薬膳 その6 手羽先と山芋の黒酢煮

テーマ

  • ひざ痛

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作り方

  1. 1

    なつめは洗って、1時間ぐらい水でもどす。山芋は、1.5センチぐらいの厚さの半月に切る。

  2. 2

    テフロン加工のフライパンにサラダ油を熱し手羽先の水気をふき取り、両面をこんがりと焼く。

  3. 3

    ②に調味料(黒砂糖、醤油、黒酢、紹興酒)となつめ、陳皮、しょうがの薄切りを入れて、水をひたひたに加え、中火にかける。沸騰したらアクを取りながら落し蓋をして、20分~25分 手羽先が軟らかくなるまで煮る。(煮ている間に汁がなくなったら、水を足して焦げ付かないようにする) 

  4. 4

    山芋を加え、10分ほど煮て、最後は煮汁をからめるように軽く煮詰める。

★ 陳皮はノーワックスみかんの皮が手に入ったら、適当にちぎって、天日でカラカラになるまで乾かす。密閉ビンにシリカゲル(乾燥剤)を入れて保存すると通年仕えます。家で簡単に作れます。

材料 2人分×2回

冷蔵庫で保存。夏場で5日、冬場で7日。

手羽先と山芋の黒酢煮の材料

  • 鶏の手羽先     12本
  • 山芋        300g
  • なつめ       40g(大4個、小8個)
  • 陳皮        2~3かけ
  • 黒砂糖       大さじ3
  • 醤油        大さじ4
  • 黒酢        大さじ3
  • 紹興酒       大さじ3
  • サラダ油      小さじ2  
  • しょうがの薄切り  ひとかけ分

柱となる食材

  • 食材メモ

    手羽先
    手羽先
    「気」を補って体を温める作用があります。粘膜を丈夫にして病気の回復を助けるビタミンAや血管を丈夫にし、皮膚の潤いを保ってくれるコラーゲンを多く含みます。また骨粗鬆症や関節痛の改善なども期待できます。
  • 食材メモ

    山芋
    山芋
    日本では山のうなぎ、中国では山の薬と言われるほどカラダに良い食材。酵素が豊富で、ネバネバ成分のムチンは疲労回復に大きな役割を持っています。ジオスニゲンという若返りホルモンが含まれていてアルツハイマー病の改善につながるという研究結果もあります。
  • 食材メモ

    陳皮
    陳皮
    「気」の巡りを良くし、毛細血管を強くして血流を改善してくれます。香り成分のリモネンやテルピネンにはリラックス効果があります。胃腸の調子を整え食欲不振や消化不良などを鎮めてくれます。また高コレステロール血症の予防にも役立ちます。 

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。

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