食は元気のもと シニアの食養生

東洋医学のバイブル黄帝内経によると女性は49歳頃、男性は56歳頃ともなると、
生命のみなもとといわれる「腎」のおとろえが目立ってくるとしています。
「腎」に貯えられたエネルギーが不足すると「腎」のさまざまな機能が低下して
いわゆる老化現象と呼ばれる不調があらわれはじめます。
「腎」に栄養を与え機能のおとろえを防ぎ、強くするのが「補腎」
薬膳は「補腎」の柱なのです。

05月のレシピ

山芋の味噌とろろ<br>キャベツときゅうりの香味づけ

関節痛のための薬膳 その1 山芋の味噌とろろ
キャベツときゅうりの香味づけ

テーマ

  • 間接痛

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作り方

  1. 1

    【はとむぎご飯の作り方】
    ・ご飯1合に、市販のひきわりはとむぎを大さじ3杯(30g)入れ、水を50cc増やして炊飯する。
    ・普通のはとむぎを使う場合は、煮えにくいので、たっぷりの水に1時間浸水し、40分ゆでる。(ゆでたものを小分け冷凍しておくといろいろな料理に使える)
    白米を炊くときに、ゆでたはとむぎを加えて一緒に炊飯する。
    1日15g程度が目安。

  2. 2

    【山芋の味噌とろろの作り方】
    ①だし汁に味噌を加えて溶かしておく。
    ②山芋は洗って皮をむき、すりおろす。
    ③②をボウルに入れ、①を加えながら、泡だて器でよく混ぜ合わせる。
    ④はとむぎご飯が炊き上がったら、茶碗に盛って、③の山芋の味噌とろろをかけ、もみ海苔をのせる。

  3. 3

    【キャベツときゅうりの香味づけの作り方】
    ①調味料Aの材料を鍋に入れて火にかける。沸騰したら弱火で1分煮て火をとめる。
    ②キャベツは一口大にちぎり、きゅうりは4センチぐらいの長さに切ってすりこぎで叩いて軽くつぶし、塩をひとつまみふってしばらくおく。
    ③①をビニール袋に入れ、山椒の粉、ごま油を加え、②を水気をしぼって加え、空気を抜くようにして口を閉じて漬け込む。冷蔵庫へ

    1時間ほどおくと食べられようになります。2日目以降になると味がなじんでさらに美味しい。
    きゅうりの代わりに大根、かぶなどでもできます

材料 2人分

山芋の味噌とろろ<br>キャベツときゅうりの香味づけの材料

  • 【山芋の味噌とろろ】
  • 山芋     300g
  • だし汁    200~250cc
  • はとむぎご飯 2膳分
  • 味噌     20g~25g(大さじ1強~1杯半)
  • もみ海苔   適宜
  •  
  • 【キャベツときゅうりの香味づけ】
  • キャベツ   200g
  • きゅうり   2本
  • 塩      ひとつまみ
  • 山椒の粉   適宜
  • ごま油    小さじ2
  • [調味料A]
  • みりん    大さじ2
  • 米酢     大さじ2
  • 水      大さじ2
  • 昆布     2センチ
  • しょうゆ   大さじ1
  • ローリエ   2枚
  • 唐辛子    1/2本(好みで調節)

柱となる食材

  • 食材メモ

    山芋
    山芋
    中国では山の薬、日本では山のうなぎと言われ、疲労回復、滋養強壮を目的に用いられる食材。山芋に含まれるアミラーゼが消化と吸収を助けます。また食物繊維が豊富で腸内をきれいにしてくれます。そして、ネバネバ成分のムチンは胃の粘膜を保護する働きもあります。
  • 食材メモ

    はとむぎ
    はとむぎ
    穀類の中でも特に栄養が豊富で、胃腸を整え、新陳代謝を活発にしてくれます。また、水分代謝が活発になるため、尿の出がよくなりむくみも解消できます。体内の老廃物も排出されるので解毒作用にも効果があります。
  • 食材メモ

    キャベツ
    キャベツ
    カラダの熱を取り除いて余分な水分を排出し、胃の働きを促進します。また、ビタミンU(別名キャベジン)が豊富で、胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にして粘膜の修復を促すため、胃や十二指腸の健康を保つ効果があります。
  • 食材メモ

    山椒
    山椒
    花・実・芽のすべてを食す事ができ、薬味、漢方薬に用いられています。辛さのもとサンショオールは、脳をほどよく刺激して内臓の働きを活発にし、胃腸の働きを整える作用があります。また、血行促進によりホルモン分泌が活性化されるため、むくみを解消してくれます。

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。

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