お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

養生ウォーキング

vol.20

徒歩5分なら歩いてもという人も徒歩20分というと歩くのはちょっとと考えていませんか?
今、日本人はどんどん歩かなくなっているといわれています。
「国民健康・栄養調査(平成28年)」によると一日の平均歩数は20歳~64歳の男性7,769歩、女性6,770歩、65歳以上となると男性5744歩、女性4,856歩、過去10年で約500歩も減っているそうです。

かのピポクラティスが「歩くことは人間にとっては最良の薬である」と語っているように、歩くということは単に移動することではなくヒトにとっては生きていく基本動作。歩くためには足の筋肉だけでなく腰も上半身も腕も全身の筋肉を総動員します。だから健康を維持するためには欠かせないこと、歩くことで筋肉が活性化し「血」のめぐりがよくなると、体温が上昇し、免疫力がアップするなど筋肉の強化はヒトが生きていく上でとても大切なことなのです。

しかしヒトの筋肉は30歳を境に何もしないと年々1%づつ減少。
10年たつとなんと10%も筋肉は失われ生活習慣病など、さまざまな故障の原因にもなるのです。
今、1日10,000歩とか1日8,000歩とかを目標にして健康のためにウォーキングにはげんでいる人はとても多いのですが、ただ歩くことではカロリーは消化できても、筋力の強化にはあまりつながらないことが最近わかってきました。
というのも筋肉というのは強いシゲキがないと大きく強くならないからです。

筋力強化のための歩きで今注目を集めているのがインターバルウォーキング。
インターバルウォーキングとはヒトの最大体力の70%、少し息があがるほどの速歩きと、普通歩きをくり返す方法です。
最初の3分間は普通歩きで、次の3分間は歩幅をひろくふみ出し息が少しあがるほどの早いペースで歩きます。
これを交互に繰り返して30分間、週4回やるだけで一ヵ月もするとあきらかにカラダに変化があらわれてくるのです。

インターバルウォーキングは筋肉に負荷のかかる速歩きの間に、普通歩きをはさむことで疲れを回復しながら又強い負荷をかけることを繰り返し、カラダのつかれを少なくして効果的に筋肉を鍛えることができるのです。
筋肉を鍛える無酸素運動と、持続力を高める有酸素運動を組みあわせることで動けるカラダづくりに最適なインターバルウォーキングは1日30分、週4回120分で可能なのです。

しかも毎日の30分も朝に15分、夕方に15分といったように何回かに分けても、週4回に限るのではなく週末にあわせて120分でも効果は変らないそうです。
大切なのは運動の前の十分なストレッチと正しいウォーキングの姿勢を意識することをお忘れなく。

まとめ

さらに筋力upを効果的にするには、30分以内にコップ一杯の牛乳を飲むこと。運動で傷ついた筋肉組織の補修に必要なタンパク質の補給になるからです。
インターバルウォーキングについてはシニアせんねん灸「お灸で筋活 中級編」に動画があります。

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