お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

免疫力とは

vol.06

東洋医学の基本 自然治癒力とは、私たちのカラダが持っている
  1)カラダの機能やバランスを正常に保つ恒常性維持
  2)病原菌などの侵入した異物や変質した自己細胞を消す自己防衛
  3)傷ついたり、なくなった細胞を保護したり再生する自己再生
の3つの機能がうまく働くことで健康は保たれるとしています。
なかでも自己防衛の働き、免疫力は自然治癒力の主役といわれています。

免疫力は私たちのカラダが本来持っているカラダを守る機能のこと。
生まれながらにカラダに備わっている自然免疫と、自然免疫からの情報を得てその敵にあった闘いかたを身につけて闘うことができる獲得免疫の連携によってカラダを守っています。

免疫は常に自分と自分以外を区別して、カラダの中に入ってきた自分以外のものを異物として、攻撃して排除するすぐれたシステムです。
しかしその判断は免疫の基準であって、常にヒトを守ってくれるとは限りません。
時には、人にとって必要なモノに過剰に反応することもおこり得るわけで、花粉症などのアレルギーなどは免疫細胞の過剰反応ともいわれているのです。

自然免疫

こうしたことから免疫力は時として悪者呼ばわりされることもありますが、それはヒトの勝手な判断であって、免疫力は今この瞬間にも黙々と侵入してくる病原体やガン細胞に対峙してくれているのです。

ヒトのカラダをつくっている細胞はおよそ60兆個 そのうち約3000億個の細胞が毎日死に、毎日生れています。
その新しい生まれる約3000億個の細胞のうち、生まれる時のコピーミスによって、なんと毎日数千個ものガン細胞が生まれているのです。このガン細胞が異常繁殖してガン細胞になる前に撃退しつづけているのも免疫細胞の働きによるのです。

獲得免疫

免疫細胞の70%は腸の中に集まっているといわれています。
私たちが毎日食べるたべものの中の細菌やウィルスがカラダに侵入しないようにと働いているのです。
腸の中には善玉菌や悪玉菌、そして日和見菌など数百種類500兆個以上もの細菌がいて、腸内環境をつくっています。この細菌のバランスが善玉菌を中心に保たれていることで腸内の免疫細胞は活動しているのです。
免疫力は体温が1℃下がると30%ダウンするといわれているほど、デリケートな面もあります。
免疫力が正常に働くためにはバランスの良い食事、睡眠、カラダを冷やさない、適度な運動により代謝をよくするなどの日常生活での気くばりが必要なのです。

お灸は自然治癒力を高めて健康を維持します。
日々の養生のツボといわれる足三里・手の合谷のツボこそ免疫力を高めるツボでもあるのです。

まとめ

東洋医学ではいのちの源・腎の機能低下が免疫力の低下につながるとしています。
「シニアの食養生」には、腎の機能を高める
「補腎」の薬膳メニューを毎月紹介しています。

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