お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

マイオカイン

vol.25

高齢化社会が進むなか多くの病気を抑制してくれることが期待され、若返りホルモンとも呼ばれるマイオカインがいま、世界の医学界で注目を集めています。
マイオカインは筋肉作動物質とも呼ばれ筋肉を動かすことによって分泌されるホルモンの総称。
マイオカインにはそれぞれ違った働きをする約30ものホルモンの存在が確認され、いま、その働きについての研究が急ピッチで進んでいるのです。

ヒトのカラダには約600もの筋肉があり、それぞれがちぢんだりゆるんだりすることでヒトのカラダを動かすことが役割とされてきました。
その筋肉には心筋、平滑筋、骨格筋があります。心臓の壁をつくり血液を全身におくる心筋、内臓や血管の壁をつくる平滑筋はヒトの意志に関係なくカラダの活動を維持するために24時間動いているために不随意筋と呼ばれるのに対し、骨格筋は2つの骨に両端がくっついて、ちぢんだり、ゆるんだりすることによって骨を動かします。骨格筋はその意志によって動かすことができるために随意筋と呼ばれています。
今、注目を集めているのはこの骨格筋。
関節を動かすというメインの仕事のほかにもマイオカインを分泌していたということです。

マイオカイン

従来カラダを動かすことが健康につながるということはよく言われる通りわかってはいたのですが、なぜいいのか、どういうふうに働いているのかはわかりませんでした。
それがマイオカインの発見とその研究が進むなかでさまざまな働きがわかってきたのです。
その中には大腸ガンを抑制するホルモンや、体内の糖分や脂肪を効率よく消費することを促すもの、脳に働きかけて認知症の予防に役立つものなどマイオカインの働きの研究はまだ始まったばかり。今後そのメカニズムの解明が進むと筋肉が動かせなくてもある特定の症状を改善できる薬の開発といったことも今、期待されているのです。

スクワット

まとめ

マイオカインの研究で筋肉量を増やし筋肉の質を高める運動こそ健康につながることが科学的に立証されてきました。
ヒトの筋肉の半分以上がある下半身を使うウォーキングやジョギングの大切さがあらためて証明されたのです。
手軽に筋肉を増やすには室内でできるスクワットも筋肉を増やすエクササイズとして有効です。
筋肉は何才からでも増やすことができます。
今すぐにでも始めて下さい。

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