お灸大学

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朝時間のすすめ

vol.11

朝のほうが勉強ができる、朝の時間が仕事しやすいなど、朝、早起きして誰にもじゃまされない自分だけの時間を持つ人が若い人たちの間にも増えています。
「早起きは三文の得」なんて言葉がある通り、早寝早起きは昔からすすめられてきましたが、それは多分に道徳的といった面からのことばでした。しかし今、脳科学的に考えてもとても理にかなっていることがわかってきたのです。

私たちの日常、なかでも日中は好む好まざるに関係なく、脳に目や耳からさまざまな情報が入りつづけます。会議、打合せ、スマホからとび込んでくるニュース、メールなど処理しきれない量の情報が、次から次へと入りつづけます。
この脳に入ってきた情報は初期記憶として脳の中に一旦そのまま保管されます。そして夜、寝ている間に脳はその情報を整理してきちんと取出しやすくしてくれるのです。
だから朝起きた時の脳はリフレッシュされ、全面的にリセットされているため、昨日の情報もすぐ取り出せる状態とあって、新しいアイディアを考えたりなど、クリエイティブな仕事にも最適な状態なのです。

その朝の大切な時間をより有効に活用するためにはカラダを朝にリセットする必要があります。
私たちのカラダは生まれながらに持っている体内時計によって動いています。体内時計は目に朝の光が入ってくることで一日がリセットされるため、光の刺激を確実に脳に届けることが一日のすがすがしい目ざめにつながるのです。

昔の人はよくお日さまに向かって手を合わせたり、深呼吸したりする習慣がありましたが、これも体内時計をスタートさせるいい方法だったようです。だからせめて朝起きたらカーテンを開け、窓を開けといったことでカラダを目覚めさせたほうが、脳を活力モードにするかしこいやりかたなのです。

そして朝時間のために、夜の間に情報をリセットしてくれる脳のためにも睡眠は何をさておいても確保することが大切です。夜、寝つけない時は、手の神門、足の大衝のツボにお灸がおすすめです。

まとめ

早起きで得ただれにもじゃまされない朝時間を脳科学者の茂木健一郎さんは「脳のゴールデンタイム」とその著書で語っていらしゃいます。
自分の意思で自由になる時間、それが朝時間なのです。

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