お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

体力

vol.38

「体力がなくなった」「体力がもたない」シニアの会話にしばしばでてくる体力とは大きくわけて運動するための体力と健康に生活するための体力に分けられます。
運動するための体力とは、持久力・筋力・バランス・柔軟性などをいい、健康に生活するための体力とは病気やストレスに対する免疫力・環境などへの適応力に分けられています。

一般的にいわれる体力とは、最初の運動するための体力のことをさしますが、持久力とはよくいわれる「スタミナ」のこと。筋力とは筋肉の生み出すチカラのことです。
持久力と筋力が高ければバランス能力や柔軟性も維持できます。
体力の大きな要素である筋肉は男性体重の40~45%を占め、女性では30%台で、たんぱく質によってできています。

筋肉の中ではたんぱく質の代謝すなわち分解と合成がたえず行われており、分解より合成が上回ると筋肉は増え、分解に合成が追いつかないと筋肉は減少することになります。ヒトのカラダのさまざまな機能は10代から20代のいわゆる成長期に発達し、その後はゆるやかに低下していきますが、筋肉量も同じように加齢とともに減少していきます。70代にもなると下半身の筋肉は20代の半分近くになるともいわれています。

昔から「足腰が弱る」とよくいわれますが、筋力の減少は上半身より下半身のほうが早く大きいのです。
立つ、歩くなど基本的動作のすべてを受けもつ下半身の筋肉は加齢による運動量の低下とともに減少するからなのです。
下半身の筋肉の減少を押さえるためには運動とバランスの良い食事が欠かせません。
ウォーキングのような有酸素運動とあわせてスクワットも組合せて。イスに座ってなど無理のない範囲のスクワットでも効果はありますので必ず毎日続けることが大切です。

まとめ

筋力は動かさないとすぐにちぢんで動かなくなってしまうなまけものです。
しかし筋肉は何才からでも鍛えることでめざめ、増やすことができます。お灸には筋肉本来の働きを目ざめさせる働きがあります。下半身の筋トレの前には「足三里」へのお灸も効果的です。

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