お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

むくみ

vol.36

「夕方になると足がむくんでクツがきつくなる」「くつ下をぬぐとくっきりゴムのあとがへこんでいる」今、足のむくみを訴える人がとても多いのですが、むくみとは「血液などに含まれている水分が回収されずにカラダの部位にたまることでふくらんだ状態のこと」と定義されています。
むくみは顔、手 足などにおこることが多いのですが、なかでも多いのが足のむくみなのです。

ヒトが一日の中で活動している時は立つ座るなどの姿勢がほどんどですが、足は常に一番下にあるために重力の関係で足にいちばん水分がたまりやすいのです。
私たちのカラダをめぐる血液は動脈から毛細血管を通り酸素や栄養分をカラダのすみずみにまで送り届け、いらなくなった老廃物を回収し静脈によって心臓に帰ってきます。
血液を送り出すのは心臓のポンプの働きで送り出されますが末端にまで届いた血液、なかでもヒトの血液の7割が集まるという下半身から心臓へ役割を終えた血液を戻すためには重力に逆らって送ることになります。そのためにふくらはぎの静脈をとりまく筋肉の収縮によるポンプアクションと静脈にある逆流を防ぐ弁によって血液は戻ることになるのです。

下半身の血液が心臓にもどるためには筋肉のなかでもふくらはぎの筋肉が大きな役割を果たしているため、男性に比べ筋肉量が少ない女性にむくみを訴える人が多いのですが、男性もシニア世代ともなると足のむくみを訴える人が増えてきます。
ヒトの筋肉量は30才頃をピークに年々少しづつ減少していきます。そのために年令とともに男性もむくみの悩みを訴える人が増えてくるのです。

夜寝ると足にたまった水分は重力の影響を受けないためにもどりやすくなり、足のむくみも朝は比較的解消されていますが、日中立っていたり、逆に座りっぱなしでもふくらはぎの筋肉を使わないと夕方になると又むくんでくるのです。

デスクですぐできる運動で意外に効果があるのが座ったままのつま先たちがおすすめです。
下半身のめぐりが改善するためむくみ防止にもおすすめです。
シニアのむくみの原因で最も多いのが歩く機会が減ったり、ひざ痛、腰痛などで運動不足になり足の筋肉を使わないためにおこるケースが最も多いのですが、冷えも末端への「血」のめぐりが低下するために原因としてあげられます。
そして今多いのがストレスです。ストレスは自律神経の交感神経が優位になり血管が収縮するためストレスがつづく生活ではむくみの原因としてあなどれないのです。

まとめ

むくみ解消には、何よりも運動があげられます。動ける限り運動することで筋力の低下を防ぐことはサルコペニアの防止にもつながるので運動はおすすめです。
そしてむくみ解消にはお灸がおすすめです。ツボは足の然谷、大都・太白がおすすめです。

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