お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

しょうが

vol.26

お釈迦さまの教えを記した経蔵に対して、日々の修業について守るべきことをのべられたことは律蔵に残されていますが、その律のなかにはお釈迦さまおすすめの生薬がいくつかあげられており、そこにはしょうがが登場しています。

インドを中心とした南アジアが原産のしょうがは、こんなにも早くからヒトとの関わりが深く、健康を守るために愛用されてきたのです。
そして日本には2・3世紀に生薬として伝えられ栽培されていたことが古事記にも記されています。

秋に収穫されるしょうがはその根がそのまま食用として利用されるのが普通ですが、そのまま乾燥したものは乾生姜(かんしょうきょう)、一旦蒸してから乾燥したものは乾姜(かんきょう)と呼んで、生薬としてひろく用いられてきました。
しょうがにはジンゲロールという血行を促す栄養成分が含まれていますが、乾燥するとジンゲロールがショウガオールという成分に変化してより一層血のめぐりをよくしカラダを芯からあたためてくれる働きがあるため、漢方の風邪薬としておなじみの葛根湯をはじめ、とても多くの漢方薬に使われる漢方のエースでもあるのです。
東洋医学ではヒトのカラダは「気・血・水」がスムーズにカラダをめぐることで健康は保たれるとしています。しょうがの働きはまさにこの「気・血・水」すべてに働きかけてめぐりをスムーズにしてくれるため、漢方の王様とも呼ばれているのです。

シニアの共通の悩みである消化機能や代謝力の低下、手足の冷えたカラダを内からあたためてくれるしょうがパワーはシニアの日々の健康維持にまさにぴったりおすすめなのです。
すりおろしたしょうがとはちみつを入れた「しょうが紅茶」やあたたかいお湯にはちみつとレモンで「ホットジンジャー」などぜひおためしください。

まとめ

シニアせんねん灸では「シニアの食養生」を毎月アップ更新しております。
しょうがを使った薬膳メニューものっています。
是非ごらんください。

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