お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

抗重力筋

vol.44

宇宙船の中での宇宙飛行士の一日のスケジュールには、毎日2時間以上もの筋トレの時間が組み込まれています。

宇宙という無重力空間では、骨にも筋肉にも負荷がかからないために、骨も筋肉もなまけっぱなしになり、どんどんおとろえていきます。

だから宇宙船では、無重力空間でも筋肉に負荷をかける機能を持ったマシンを使って筋トレがいわば義務づけられているのです。
それでも長期間の宇宙生活から地球に帰還すると筋肉の低下はかりしれないもので、人によっては立つのがやっとの人もいるほどで、本来の筋肉をとりもどすには数カ月の厳しいトレーニングが必要なのです。

宇宙空間は極端な状況が原因ですが、私たちの筋肉は30才を過ぎると加齢とともに低下していきます。
私たちのカラダを支えている筋肉のうち、寝ている時以外、立つ 座る 歩くなど日常の動作のすべてを受けもつ筋肉は抗重力筋と呼ばれます。
抗重力筋とは、地球の重力に対して姿勢を保つために働く筋肉のことです。

私たちのカラダを支える筋肉は、全身に大小合わせて400もありますが、その中で日常の動作を受けもつ抗重力筋は、ふとももの大腿四頭筋、おしりの大臀筋、ヒラメ筋などの下腿三頭筋、腹筋、背筋などこれらの筋肉は特に、日常生活のすべてを支える筋肉なので運動不足や加齢などによる筋力低下がいちばん早くおこりやすい筋力なのです。

だからこの抗重力筋は意識して鍛えることが大切です。
鍛えるというとジムに行くとか、マシンとかを考えがちですが、日常生活の中で何事にも前向きに取り組む、アクティブな生活を心がけるだけでも筋肉は維持することができます。
背中からしのびよるといわれる加齢による姿勢のくずれを防ぐためにも、抗重力筋を意識した生活が大切です。

まとめ

カラダは何カ月か前の食べたものでできているというコトバもある通り、日々の食事をバランスよく、たんぱく質もしっかりとるようにしましょう。
エネルギーを全身にくまなくとどけるために、血のめぐりをよくするお灸もおすすめ。
胃腸の調子をととのえる養生のツボは、「足三里」です。

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