お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

自律神経

vol.32

暑い時には汗を出して体温を調節する 食後には胃腸に血液を集めて消化を進めるなどヒトのカラダの機能を24時間休みなく動かし維持しているのは自律神経です。
自律神経は体温を維持し呼吸 心拍 血圧を一定に保ち、消化吸収 代謝 ホルモン分泌などヒトのカラダのほとんどの機能をコントロールすることで健康を守っているのです。

運動神経や感覚神経などと違ってその字通り脳の指令にたよることなく、独立して活動している自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。
アクティブでいわばアクセルの役割を持つ交感神経とリラックスモードのいわばブレーキの役割を持つ副交感神経の相反する2つの神経がお互いにバランスをとり合って働いています。
交感神経と副交感神経はカラダの内と外の変化に対しても自動的に切り替わることで常にカラダのベストコンディションを維持しているのです。

片方が活動しているときは、もう一方は活動をひかえてバランスを保つ交感神経と副交感神経は一日の中でも活動的な昼間に働く交感神経と、リラックスタイムの夜に働く副交感神経がスムーズに入れ替わることで昼と夜の一日のリズムをつくり出す大きな役割も持っています。

しかし、今私たちの生活はこうした自然のリズムに従って生きることはなかなかできないのが現実です。

この自律神経のバランスのくずれをひきおこす原因はいろいろあげられますが、日常生活の中で精神的 肉体的ストレスや、昼夜逆転のような生活習慣の乱れが原因であることが多いのです。
ストレス、緊張などが続くと交感神経のアクセル全開が続くことになったり、昼夜逆転からくる睡眠不足などで交感神経が働きっぱなしになるなど、私たちをとりまく生活環境はきわめて自律神経の乱れをひきおこしやすい状態にあるのです。

24時間休みなく私たちのカラダをフレキシブルに守り、維持してくれている自律神経の働きを意識して暮らすことは、乱れがちな自律神経のリズムをととのえカラダを内側から健康にすることにもなるのです。

まとめ

暦の上では「処暑」暑さがおさまる時期とされていますが、まだまだ真夏日があったり不順な天候がつづきます
自律神経の乱れにはお灸がおすすめ。ツボが手の「内関」、足の「太衝」です。

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