お灸大学

世界の医療が患者一人ひとりのオーダーメイド医療をめざす統合医療へと向かうなかで、
最も注目を集める東洋医学のチカラをたづねます。

マスク熱中症

vol.55

コロナ禍2年目の夏とあって暑くてもマスクははずせない、はずさない生活がすっかり身についています。

ここにきて厚生労働省は新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐ「新しい生活様式」の基本としてあげてきた一人ひとりのマスク着用について、夏を迎え熱中症予防のために、人と2m以上はなれている時はマスクをはずしましょうというアピールをしています。

すっかり身についたマスク生活で、慣れたこともあり、又 マスクをつけないでいると人の視線を感じることもあって今は猛暑日でもみんなマスク着用を守る生活を続けることに。

しかしマスクの中の温度は猛暑日ともなると40°近くにもなり、湿度は100%とプチサウナ状況。しかもはく息がマスクの中に残り、その体温と同じ温度の空気を再び吸うことになるため、本来、息をすることで冷たい空気をカラダの中にとり込み、体温の上昇を抑える体温調整機能も働かなくなるため、体温の上昇がつづくのです。

しかもマスクの中は湿度が高いために、ノドの渇きに気づきにくく、脱水症状から熱中症を引きおこすことにもなります。熱中症とは「暑い環境や体温が下がりにくい環境でおこるカラダの異常のこと、といわれていますが、猛暑の中でのマスク着用はまさにその環境をつくり出しているのです。
そして、体温の上昇だけでなく、汗をかくことで体内の水分や塩分が失われるため、頭痛 はき気 脱力など熱中症特有の症状をひきおこすことになります。

外出時には日傘や帽子をかかさない、ノドが渇いていなくてもこまめに水分補給を、エアコン使用中の換気など、熱中症予防の注意があげられていますが、ついつい夏は暑いものと無理しがちです。
近年の暑さは異常気象とも言える状況なので自分の感覚だけに頼ることなく、まず水分摂取は欠かせないことが大切です。

まとめ

そして今年から始まった気象庁と環境省による熱中症予防のための「熱中症警戒アラート」の利用もお役に立ちます。
温度だけでなく湿度、照り返しなどの幅射熱を加味した「暑さ指数」が前日の夕方や、朝に発表されますのでこれも注目です。
そして体調をととのえる足三里のツボへのお灸も熱中症予防にはおすすめです。

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