
古くから旅する人の
道中薬であった和中散は
家康の腹痛を治したことで
天下に知られることに
東海道 石部と草津の宿の
中間に位置する和中散本舗
400年を経た今も残る
人力で回した4メートルもの
木製の動輪と歯車を持つ
巨大な石臼からも
当時の隆盛がしのばれます
店の間に巣をかけていた
ツバメが今年も巣立って
ずっと開けていた雨戸が
やっと閉じられますとは
重文の建物を守りつづける
25代目のお話
滋賀県栗東市(六地蔵)
